とつぜん届いた1通のメールに、
私たちスタッフは驚き、そして、喜びました。
「古本市が開かれるのを待ってたんです!」
とメールを下さったのは、薄葉さん。
北品川のおうちカフェ、
クロモンカフェのオーナーでいらっしゃいます。
「よかったら、北品川付近のお店でも、
あおよこ一箱古本市のチラシを置きませんか?」
という申し出に、
きゃー!うれしー!と私たちは大はしゃぎ。
しかもしかも、
「近々、品川てづくり市が開かれるので、
そちらでも配りましょう!」
とまで言って(書いて)下さっているではあーりませんか!
そう、薄葉さんはクロモンカフェのオーナーでいらっしゃるだけでなく、
品川てづくり市の企画・運営もされていらっしゃる方なのです。
ありがたいメールに感謝しながら、さっそく、
昨晩、私たちはクロモンカフェさんを訪れました。
ところで、おうちカフェって書きましたけれど、
「何それ?」って思いませんでした?
おうちカフェとつい呼んでしまったのは、
クロモンカフェさんが本当に「お家」みたいだからです。
一歩足を踏みこめば、まるで家にいるみたいに、
くつろげるし、落ち着いた気分ですごせちゃう。
まず玄関。
1階の入り口を入ると、たたきになっていて、
靴を脱がないと入れません。
ね、家っぽい。
靴を脱ぎ板の間にあがると、すぐ左手に階段が迫ります。
けっこう急こう配に見える、木の階段。
えっちら、おっちら、上がっていきます。
うん、家っぽい。
2階にたどりつくと、板の間がまっすぐに伸び、
その廊下の右手には2つの部屋が並びます。
手前の部屋をのぞけば、あ、畳だ、とすぐに気がつきます。
そのまま目線をあげれば、今度はふすまが目に入る。
んもう、家じゃん。笑
廊下を進み、奥の部屋に入ると、
そこには、ずいぶん背の低いテーブルが1つ、2つ、3つ…。
え、ちゃぶ台? 何?こたつ!?
他人の家に迷い込んでしまったような錯覚。
でもどこか懐かしい、この雰囲気。
すでに頭がくらっとしているところに、
「いらっしゃいませ」
という声が。
この、とってもやわらかい笑顔の持ち主が、薄葉さん?
なるほど、この方にしてこのお店なんだなぁと妙に納得しつつ、
「メ、メールを、ありがとうございます!」とご挨拶したのでした。
そのあとは、もう、楽しくて楽しくて。
おしゃべりに花が咲きました。
途中からは、近所に住む、常連のお客さんも加わって、
品川てづくり市や商店街のことなどなど、
ずーっとおしゃべりをしっぱなし。
気がつけば、もう終電の時間じゃないですか!
本当に居心地のいい、ゆーったりとした時間の流れるのが、
「おうちカフェ」と呼びたくなるゆえんです。
青物横丁駅の1つお隣、
新馬場駅から歩いて5分のおうちカフェ。
みなさんも、ぜひ足を運んでみてください。
あの「ゆーったり」「のーんびり」した空気は、
この世知辛い世の中で、かなり貴重かも。
きっと、やみつきになりますよー。
別名、「お昼寝したくなるカフェ」でもあります。
(いま、勝手に命名しました。笑)
クロモンカフェさんの近所で働いている人は幸せものだなぁ。
品川てづくり市は3月13日(日)開催。 間もなくですね。
約100名の作家さんによる青空個展とはいかに?面白そう!