2011年3月4日金曜日

北品川の、おうちカフェ。

とつぜん届いた1通のメールに、
私たちスタッフは驚き、そして、喜びました。

「古本市が開かれるのを待ってたんです!」

とメールを下さったのは、薄葉さん。
北品川のおうちカフェ、
クロモンカフェのオーナーでいらっしゃいます。

「よかったら、北品川付近のお店でも、
あおよこ一箱古本市のチラシを置きませんか?」

という申し出に、
きゃー!うれしー!と私たちは大はしゃぎ。
しかもしかも、

「近々、品川てづくり市が開かれるので、
そちらでも配りましょう!」
とまで言って(書いて)下さっているではあーりませんか!

そう、薄葉さんはクロモンカフェのオーナーでいらっしゃるだけでなく、
品川てづくり市の企画・運営もされていらっしゃる方なのです。

ありがたいメールに感謝しながら、さっそく、
昨晩、私たちはクロモンカフェさんを訪れました。





















ところで、おうちカフェって書きましたけれど、
「何それ?」って思いませんでした?

おうちカフェとつい呼んでしまったのは、
クロモンカフェさんが本当に「お家」みたいだからです。
一歩足を踏みこめば、まるで家にいるみたいに、
くつろげるし、落ち着いた気分ですごせちゃう。

まず玄関。
1階の入り口を入ると、たたきになっていて、
靴を脱がないと入れません。
ね、家っぽい。

靴を脱ぎ板の間にあがると、すぐ左手に階段が迫ります。
けっこう急こう配に見える、木の階段。
えっちら、おっちら、上がっていきます。
うん、家っぽい。

2階にたどりつくと、板の間がまっすぐに伸び、
その廊下の右手には2つの部屋が並びます。
手前の部屋をのぞけば、あ、畳だ、とすぐに気がつきます。
そのまま目線をあげれば、今度はふすまが目に入る。
んもう、家じゃん。笑

廊下を進み、奥の部屋に入ると、
そこには、ずいぶん背の低いテーブルが1つ、2つ、3つ…。
え、ちゃぶ台? 何?こたつ!?
他人の家に迷い込んでしまったような錯覚。
でもどこか懐かしい、この雰囲気。
すでに頭がくらっとしているところに、

「いらっしゃいませ」

という声が。
この、とってもやわらかい笑顔の持ち主が、薄葉さん?
なるほど、この方にしてこのお店なんだなぁと妙に納得しつつ、
「メ、メールを、ありがとうございます!」とご挨拶したのでした。

そのあとは、もう、楽しくて楽しくて。
おしゃべりに花が咲きました。
途中からは、近所に住む、常連のお客さんも加わって、
品川てづくり市や商店街のことなどなど、
ずーっとおしゃべりをしっぱなし。
気がつけば、もう終電の時間じゃないですか!




















本当に居心地のいい、ゆーったりとした時間の流れるのが、
「おうちカフェ」と呼びたくなるゆえんです。

青物横丁駅の1つお隣、
新馬場駅から歩いて5分のおうちカフェ。
みなさんも、ぜひ足を運んでみてください。

あの「ゆーったり」「のーんびり」した空気は、
この世知辛い世の中で、かなり貴重かも。
きっと、やみつきになりますよー。

別名、「お昼寝したくなるカフェ」でもあります。
(いま、勝手に命名しました。笑)
クロモンカフェさんの近所で働いている人は幸せものだなぁ。

クロモンカフェさんのブログはコチラです。
品川てづくり市は3月13日(日)開催。 間もなくですね。
約100名の作家さんによる青空個展とはいかに?面白そう!
HPはコチラです。

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